
期待を裏切らない、すてきな作品で、観賞後もずっと余韻を楽しんでいます。
わたしの大好きな俳優さん、オーム・プリの一挙手一投足にワクワクし、アカデミー賞女優でもある、優雅でかつチャーミングなヘレン・ミレンにうっとりし、「イノベーティブ」なものも含めた、おいしそうな料理の数々を目で味わい、ボリウッドの大御所女優ジュヒー・チャーウラーを含めた俳優さんたちに感動し、そして何と言っても、「その他大勢のパリジェンヌ(劇中からの引用)」よろしく、「ハッサン・ハジ(マニーシュ・ダヤル)」の大ファンになってしまいました。
平和で愛すべきストーリーで、映画館を出てもしばらく、夢見心地の幸福感が続きました。
わたしたちの住む世界が、あの集落のような場所であったなら、戦争や殺戮は起こらないのに。
もちろん、A. R. ラフマーン氏による音楽は、まさに最高の一言でした。
小説も直ちに購入し、すでにハッサンの世界に引き込まれています。
日本では11月に公開されるということで、こんどは母と一緒に彼らと再会できることを、今から楽しみにしています。
※マニーシュ・ダヤルさんの写真は公式ウェブサイトより。
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