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ジャロカー」はインドの小窓インドの今をのぞいてみよう 
良好なモンスーンが金の国内需要を刺激
Source - Reuters
2010年09月01日

モンスーンと金の意外だけど納得の関係。

インドでは祭りシーズンを控え、金製品の売り上げ動向が注目されているが、今年はモンスーンに十分な降雨があったことが、特に農家の購買力を上げ、価格が高くても売れるという前向きな見通しがされている。
8月30日付ロイター通信が報じた。

従来から世界最大の金消費地とされてきたインドだが、2010年は下半期の旺盛な売上が見込まれ、400〜450トンが輸入されていると、西部沿岸のゴアで先日開催された第7回国際ゴールド会議(7th India International Gold Convention)関係者は説明している。

ボンベイ貴金属組合(Bombay Bullion Association)によれば、2009年にインドへ輸入された金の重量は343トンで、2008年の420トンよりも下落していた。

「意外な関連性かもしれないが、今年のモンスーンは降雨が十分なため作物が順調に生育、農村の暮らしにも好影響を与え、金への盛んな投資を促している」インド最大の金輸入業者、エムエムティーシー(MMTC Ltd.)のマーケティング責任者、ヴェード・プラジャーシュ(Ved Prakash)氏は説明する。

昨年は40年に一度という渇水に見舞われ、金の主要消費者である農業世帯に打撃を与えた。

「今年は収入も増えており、祭りシーズンには昨年比20%の売上増加を見込んでいる。この傾向はしばらく持続するだろう」デリー拠点の金製品製造業、ジンダル・エクスポート(Jindal Export)社長、ジンダル(S.K. Jindal)氏。

インドでは9月から11月下旬または12月初旬にかけて、様々な年中行事が催される祭りシーズンにあたり、この時期の金や金製品の購入・贈答を縁起の良いことと捉える風習がある。
また結婚式が執り行われることも多く、新郎新婦には金を贈ることが風習となっている地方もある。

先述の会議に参加した業界関係者らは、今年に関しては金の価格が若干高くても、需要への影響は少ないという見通しを立てている。
主要貴金属市場のあるムンバイでは、純金の価格は30日現在、10グラム19,025ルピー(およそ34,650円)だった。
また大多数の意見では、世界的な景気回復の見通しが不透明であることを背景に、今後6カ月以内に10グラム20,000ルピー(およそ36,400円)ほどにまで上昇する可能性があるとみている。

「高値により世界的な需要は減少傾向であるものの、一時的な下落時に需要が上がる傾向のあるインドではさほどの減少はない。現状ではさらに価格が上がるのではという不安感から買い傾向が続いている」ゴールドやシルバー相場の調査会社ジー・エフ・エム・エス(GFMS Ltd.)の代表取締役を務めるポール・ウォーカー(Paul Walker)氏は分析する。
同氏は株価の下げ止まりが続く中、(景気に左右されない安定した投資先としての)金の価格は今後も短期間で上昇を続けると予測する。

業界関係者は今年8月までの金への投資需要は昨年比20〜30%上昇、宝飾品としての金の需要も安定していると説明している。

金為替投信(ETF)で国内最大のアセット数を持つベンチマーク・アセット・マネジメント(Benchmark Asset Management Company)でも、インドにおいて新しい金投資商品を積極的に導入するとしている。

インド投資信託協会(Association of Mutual Funds in India)によると、インドにおける金為替投信資産価値の総額は6月現在、およそ197.2億ルピーとなっている。

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