26日、火星探査機「Phoenix Mars Lander」が火星の北冠地域に着陸したが、このプロジェクトで重要な役割を担ったインド人がいた。
プラスン・デーサイ(Prasun Desai)さんは、アリゾナ大学が主導する今回のミッションに参加した4団体のひとつ、ラングレイ研究センター(Langley Research Centre)に所属するシニアエンジニア(Entry, Descent and Landing)だ。
「火星の北冠は生命を維持できるか、水はどういった状態で存在していたか、などの要素を考慮しPhoenixの設計要件を定義することで、プロジェクトを管理するJPLと、エアクラフトを建設したロッキード・マーチンをサポートしている」
ミッションでは主に、火星の表面下における水(氷)の存在やその量、有用性などを調査する。