インド映画誕生100周年を記念して英国で実施されたファン投票で、アミターブ・バッチャン(70)が「最も偉大なボリウッド・スター」に選ばれた。
英国在住のアジア出身者向けに週刊で発行されている「Eastern Eye」紙が批評家やファン、映画愛好者らに実施した「偉大なボリウッド・スター100選」投票が明らかにした。
ボリウッド業界歴40年になるバッチャンは、スターとして初めて、映画のスクリーンを出てインド版クイズ・ミリオネア「Kaun Banega Crorepati」の司会を務めるなど、親しみやすさに「ビッグB」というニックネームが示すように未曾有の人気を集めた。
またバッチャンはボリウッド俳優として初めて、ロンドンのマダム・タッソー蝋人形館のコレクション入りし、2012年のロンドン五輪の際には聖火リレーにも参加している。
同紙は「長年に渡り衰えぬ人気、インパクト、ファンの数、そして年齢を感じさせない活発さが、映画スターとしては異例とも言える、バッチャン氏の不動の人気を支えている」とコメントしている。
今回の投票は一般の読者からソーシャルメディアを通じて収集され、映画興行成績、インパクトの強さ、批評の内容などを総合して順位が決定された。
バッチャンに次ぐ人気を誇ったのは往年の銀幕俳優、ディリップ・クマール(Dilip Kumar)、3位はシャー・ルク・カーン(Shah Rukh Khan)となっている。
女優ではマードゥリー・ディクシート(Madhuri Dixit)がトップを飾り、全体では4位につけた。
これについてディクシートは「こうした輝かしいリストに仲間入りできたことを誇りに思う。同時に自らの演技や活動に対する責任も感じる」とコメントを寄せた。
以下10今では次の通り:5位ラージ・カプール(Raj Kapoor)、6位ナルギス(Nargis)、7位デヴ・アナンド(Dev Anand)、8位ワヒーダ・ラフマーン(Waheeda Rehman)、9位ラジェッシュ・カンナ(Rajesh Khanna)、10位シュリデヴィ(Sridevi)
この他の主なスターたちの順位は次の通り:11位サルマン・カーン(Salman Khan)、14位アミール・カーン、18位ヘマ・マリニ(Hema Malini)、24位マドゥーバラ(Madhubala)、30位カジョール(Kajol)、32位リティーク・ローシャン(Hrithik Roshan)、38位ラニ・ムケルジー(Rani Mukerji)、43位カリーナ・カプール(Kareena Kapoor)、59位サイフ・アリ・カーン(Saif Ali Khan)、86位プリヤンカ・チョープラ(Priyanka Chopra)、93位カトリーナ・カイフ(Katrina Kaif)