朝方、雨が小降りのうちにと、卵と牛乳、ビスケット少々を買いに、団地の商店へ出かけた以外、一日中降って止みの驟雨の中、家の中にこもって、バタバタとトタンのひさしに跳ね返る雨音を聞きながら仕事を片づけつつ、いろいろな思い出をひとつひとつたどっておりました。
インドへ移住してから、初めての一時帰国は2004年5月1日から6月5日まで、プネの夏を経験したことがなかったため、最も暑くなる時期を選んでの日程でした。
あの頃は仕事もしていなかったので、思えばもうちょっと長く帰っていても良かった気がするのですが、なにぶん、日本への帰国のための航空券代を支払うと、滞在費が心細かったために、やむなかったのでした。
まずは神奈川のおばあちゃんに会おうと、東京直行のエアインディアを選び、降り立った成田空港の、あまりの清潔さに泣けてきた。
そして機内食でふくれてたハズの腹に、コンビニで引っつかんで詰めこんだ、かしわ飯おにぎりのウマさ。
この鮮烈な日本上陸体験と、それから一ヵ月後、インドへ戻る時の絶望的なさびしさは、その後、一時帰国を繰り返すうちに慣れ、多少は薄れていきましたが、いまも依然、しみいるように実感します。
(日曜日)
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