クリケットのベテランスター選手、サチン・テンドゥルカル(Sachin Tendulkar)の使用したバットが、25人のトップスポーツ選手が出品して29日夕、行われたオークションで、420万ルピーという高値を叩き出した。
10月30日付PTI通信が報じた。
テンドゥルカル選手はこのバットで昨年、クライストチャーチで行われた対ニュージーランド戦で驚異の163ランを達成した。
オークションではほかにも、射撃でインド唯一のオリンピック金メダリストとなったアビナウ・ビンドラ(Abhinav Bindra)の使ったライフル、クリケットのラフール・ドラヴィド(Rahul Dravid)が2005年コルカタで行われたテストマッチでパキスタンを破ったバットが、200万ルピー以上の落札価格を叩き出した。
また元インド代表クリケットチームのキャプテン、スニル・ガワスカル(Sunil Gavaskar)氏が出品した、1983年にインドがクリケットのワールドカップで優勝した際の、チームメンバー全員のサインが入った記念バットには、175万ルピーの値がつけられた。
オークションには他にも、有名クリケット選手や元キャプテンの愛用したバットやジャージ上下、キャップほか、スイスのプロテニス選手ロージャー・フェデラーのシューズ、
などが出品され、いずれも100万ルピー以上の高値で落札されている。
オークションは元ラグビー選手ラフール・ボース(Rahul Bose)氏が運営するNGO団体「ザ・ファンデーション(The Foundation)」が主催した。