インド出身で、サウス・フロリダ大学(University of South Florida)で機械工学の教授を務めるアウタル・カウ(Autar Kaw)さんが、学術の分野で貢献し、また学生のよき指導者であるとして、カーネギー高等教育審議会(Carnegie Foundation for the Advancement of Teaching)、および教育発展支援評議会(Council for Advancement and Support of Education)により、2012年の「米国で最も優れた教授(US Professor of the Year)」に選ばれた。
同大学で研究に従事して25年になるカウ教授は、複雑な算術計算を多くの学生に指導するために、いち早くブログや動画サイト「YouTube」などのソーシャルメディアなどの新しい技術を導入し、ていることなどから、2012年に著しい貢献をした博士課程および研究系の大学教授300名以上の候補者から選ばれ、表彰が決まった。
授賞式は、11月15日に米国の首都ワシントンDCの国立プレス・クラブ(National Press Club)およびフォルジャー・シェイクスピア・ライブラリー(Folger Shakespeare Library)で開催された。
「米国で最も優れた教授」賞を受賞することは、米国の大学教授として最高の栄誉とされている。